Face Bookで友達に拡散 |
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たとえば、AさんがXというプロジェクトに1000円の寄付をすると、1000ポイントをゲットできる。さらに、寄付したことをFacebookで広めると、ポイントが倍になって合計2000ポイント獲得。
このとき、AさんのFacebookのタイムラインには、「AさんがXというプロジェクトを応援しました!」と表示される。プロジェクトのことがAさんの友達にも拡散されるわけである。
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プロジェクトを広めるだけでもポイントがたまる |
また、Bさんが、あるNPOが展開するプロジェクトのことを、FacebookやTwitterで広めたとする。するとまずはBさん本人が50ポイントを獲得。さらに、Bさんの友達がFacebookやTwitterでそのリンクをクリックすると、1クリックにつき5ポイントがBさんに加算されるという。 |
つまり、寄付するだけでなく、NPOが取り組む社会問題のことをより多くの人に知ってもらえるように貢献した人ほど、ポイントが付く設計になっている。これをNPO側からみると、支援者に、自分の団体を宣伝してくれるプロモーターになってもらえるという利点がある。
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カルマ・ポイントは換金性はない |
このポイント(i-kifuではカルマポイントという)には換金性はないが、ポイントの獲得を楽しむことで、社会貢献活動を楽しむことにつながる仕組みとなっている。 |
現在は、ポイント上位のユーザーをランキングで紹介しているだけだが、今後は分野別に貢献度の高いユーザーに「バッジ」を贈呈したり、企業スポンサーを巻き込み、貯まったポイントを、企業スポンサーの何らかの寄付アクションに換えたりできるなど、もっとユーザーに楽しんでもらえるような仕組みの導入を予定しているという。
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ポイントがその人の社会的評価に |
この「ポイント・ランキング」というのはソーシャルゲームの世界でもけっこう強力なインセンティブになっている。今後、FacebookやTwitterのプロフィール蘭などにi-kifuのカルマポイントがリアル表示されるようになれば、ポイント獲得を競うユーサーも増えるだろうし、筆者のような立場の人間はポイントが低いとシャレにならないので寄付や拡散に励まなければならなくなる。 |
カルマポイントが社会的評価の大きな指標になれば、芸能人などの著名人も競ってポイントを獲得するようになり、おもしろい社会が作れると思う。 |
このケーススタディーをお読みになった方はどなたでもこの社会企業モデルの評価に参加できます |
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