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表題の書は坂篤郎氏
Spanish, English, 日本語
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利用対象者: 「うつ」を跳ね返すため、自分の働き方を変え、職場の環境を整えたい方


Photo by M.Kusakabe, Hampstead Heath,London

「不安定・うつ」は、「創造人生」の調査によると、若者世代で急速に増えており、人々が仕事を辞めなくてはならない最大の要因となっています。「うつ」を予防するには、もちろん、ストレスをためない職場環境を作ることが重要ですが、職員一人一人が自分が真にやりたいことが追求でき、自己実現ができる自律的な職場を創ることがより重要なことなのです。{創造企業」はその実現を後押しします。

うつを跳ね返す(創造企業)(アルファー版)を無料で体験したい方
第1講 「創造企業」は、「うつ」を跳ね返すため、働き方と職場環境を見直します
「不安定・うつ」は若者世代で大きく増加:
「不安定・うつ」は若者世代(34歳以下の人)で急速に増えている心の健康リスクです。「創造企業」プログラムでは「不安定・うつ」という指標を設け、うつ病や双極性障害などの念頭に置いて、その兆候を持つ人がどの程度いるかを調べるため、「気分が不安定になり、落ち込むことがよくある」という質問に対し「はい」と答えた人を採っています。「不安定・うつ」は、何事にも喜びを感じられなくなり、気分が落ち込む大変苦しい状態が長期間続き、本人にとっても、家族にとっても本当につらい状況になります。

これまでの9都市の調査では、若者世代(34歳以下のひと)で「不安定・うつ」の比率が大きく上昇しており、調査を行った9都市の内、5都市で30%を超える人がこのような症状を訴えていることが分かりました。


, (Photo by M.Kusakabe)
「不安定・うつ」の人の比率は若者世代で急増
「不安定・うつ」になる要因は何か?:

, (Photo by M.Kusakabe)
「不安定・うつ」の原因は幼児期、学齢期、他のこころの健康リスクなど多数ありますが、リスク拡大率が大きいリスク要因としては「居場所なし」があります。気の合う仲間と過ごすことがうつの予防に重要なことが分かりました。幼児期のリスクとしては「仲間遊び苦手」が最もリスク拡大率が大きく、次いで「しかるしつけ」「父、母と接触少」が続いています。

学齢期の要因としては、予想通り、「高校中退」「いじめられた」が最もリスク拡大率が高く、「授業理解困難」と「不登校」がほぼ同じくらいのリスク拡大率を示しています。「貧困」も「不安定うつ」のリスクを拡大していますが拡大率は、2倍前後とそれほど高くありません。

「創造企業」プログラムは、雇用関係のリスクがメンタルヘルスに与える影響を予防することも人湯の大きな目的となっています。これまでの調査結果では、予想に反して雇用形態による「不安定・うつ」への影響は大きくありません。「非正規雇用」は2都市で有意に「不安定・うつ」を増やしていますが、後の6都市では有意とはなっておらず、むしろ、リスクを減らしている都市が多いことが分かりました。今後、「創造企業」プログラムでは、労働時間、休暇取得等、職場環境 について、詳しい指標を導入して、職場環境の影響について分析を行います。

原因の第1は「居場所なし」
「不安定・うつ」のリスクを軽減する強み要因:
これまでの「創造人生」による9都市の調査結果を見ると「不安定・うつ」になるリスクを軽減する強み要因は、意外に少ないことが分かりました。

「不安定・うつ」は、「いじめられた」など、さまざまな社会的なリスク要因によってひき起こされますが、予想に反して「家族の支援」や「友人ネット」などの社会的関係による強み要因によっては、リスクが軽減されないことが示されたのです。

「創造人生」で扱っている5つの心の健康リスクのうち、「引きこもりがち」「人生無意味」「居場所なし」などは、多数の社会的な強み要因がリスクを軽減することが分かっていますが、「不安定・うつ」「不安・睡眠障害」については、社会的な関係が強まるほどリスクが高まるということが分かりました。このような結果は、通常の社会関係資本の理論では、地縁・血縁などの強い結びつきがあるボンディング・ネットワークの場合には、良く表れることが知られていましたが、比較的弱い「友人ネット」でも同様の結果が表れることは、予期していませんでした。

何故このようなことが起こるのでしょうか?一つの可能性は、このような現象が、若者世代になるほど強くなってきているのではないかという点です。


, (Photo by M.Kusakabe)
「うつ」を軽減する強み要因は少ない
強み要因の効果は、団塊ジュニア世代以降に急速に失われる:

, (Photo by M.Kusakabe)
強み要因の世代ごとの変化を、最上段の都市名をクリックしてみてみると、川崎市、瀬戸内市、高浜市などのコミュニティーの地縁的な絆が弱く、自立的な傾向の強い都市では、団塊世代までは比較的強かった強み要因の効果が、団塊ジュニア世代から、急速に弱まり、若者世代でもその傾向が続いていることが分かった。 一方、各務原市や臼杵市のような地域コミュニティーの絆が強く残っている都市では、若者世代まで強み要因の効果が残されていることが分かった。足立区はこれらの中間で、団塊ジュニア世代まで強み要因の効果が比較的よく残されていたが、若者世代で効果が薄れてきたことが分かった。
若者世代で人間関係が重たくなってきている?:
「不安定・うつ」が若者世代で急増しているのは何故かという疑問についての一つの解釈は、団塊ジュニア世代以降、女性の社会進出や、携帯の普及などにより人間関係がより複雑化し、より重たくなってきていることから、人間関係が、よりストレスを生みやすくなってきているのではないかという点である。しかし、その説明では、都市による強み要因の効き方の違いを説明することは困難である。「創造企業」では、人間関係の変化、職場のストレスレベルや職場環境の変化、職員の内発的動機付けの有無などの要因から、「うつ」のリスクをより正確に捉え、合わせて、予防法についてもアドバイスを行う。
, (Photo by M.Kusakabe)

うつを跳ね返す(創造企業)は、次のような特色があります。以下のページをご参照ください

Photo by M.Kusakabe, Hampstead Heath,London