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親子の共同作業で子どもが真にやりたいことを見つけ自己肯定感を育む育児法
Photo by M.Kusakabe, Hampstead Heath,London

AI時代を生き抜くためには単なる知識の暗記ではなく、想像力・提案力・実行力が求められています。しかし、これまでそのような教育法が体系的に教えられることはありませんでした。「創造家族」は、最新の「内発的動機付け」理論に基づき、子供が家族と一緒に「自分が真にやりたいこと」を見つけ、それに向けた成功体験を積み重ねることにより、小・中学生のころから個性的・創造的で多様な課題解決能力を身につけ、AI時代にふさわしい職業生活への夢を育て,それを現実化するためのプログラムです。

創造家族:Free Download
Story0:「創造家族」は、親子が共同作業で小中学生のうちから多様な進路があることを学び、自分が「真にやりたいこと」を見つけ、それに向かって「成功体験」を積み重ねることにより、この時期に一番大切な「自信・信念」を育てるプログラムです
学齢期リスクの急増の原因は?:
(株)オープン・シティー研究所が厚労省・文科省などの助成を受け、英国の2都市と日本の9都市で行った「創造人生:暮らしの実態調査」(英語名はコミュニティー・カルテ調査、以下CCS調査と呼ぶ)によると、小・中学生の頃の、「授業理解困難」「不登校」「いじめ」などのリスクが最近の若者世代では親の世代(団塊ジュニア世代)に比べ倍増に近い勢いで増えていることがわかりました。

何故、若者世代でこのような発達期リスクが増えているのでしょうか?CCS調査の分析では、親の期待と子どもが見る自分の将来との間で「すれ違い」が起きており、子どもが「真にやりたいこと」を見つけられず、その結果子供の「自己肯定感」(CCS調査では「自信・信念」という指標で測っている)や「目標・計画性」の低下がその大きな要因となっていることが分かってきました。


Sozo-Jinsei CCS Survey by Open City Institute (2011-2016)
親子のポジティブな共同作業が必要:

Sozo-Jinsei CCS Survey by Open City Institute (2011-2016)
このような親子のすれ違いは、やむをえない面もあります。親は、大学進学や就職の現実を踏まえ、子供を偏差値の高い学校へ入れることを何よりも優先させます。子供は親が薦める道と自分がやりたいこととの関連がわからず、時には「自分は何が本当にやりたいのか」さえ分からなくなってしまうことが多くみられます。この結果、9都市の調査では「親が教育熱心」な家庭ほど、また子供が自分がやりたいことが分かっている(「目標・計画性」を持っている)ほど「不登校」になり易いとことも明らかになってきています。

しかし、当然ながら、子供が好きなことをやらせれば、それで将来の成功が約束されるわけではありません。同様に、親が望む道を子供に押し付ければ子供が成功する訳でもありません。子供が興味を持つテーマを、親子が共同作業で見つけ出し、それを基に、最も創造的な個性を伸ばすことが知られている「内発的動機付け」理論に基づき得られた科学的なエビデンスに基づいた方法で、取り組んでいくことが重要です。

それでは、「内発的動機付け」とは何でしょうか?またそれは育てることが出来るのでしょうか?

内発的動機付けが創造性涵養に有効であることを実証した「自己決定理論」:
「内発的動機付け」とは、何かの課題を実行する際に、報酬やペナルティーがあるからやるのではなく、それ自体に興味を持ち、それをすることが楽しいから行うときの方がより効率的・創造的な成果が出ることを実証する理論です。

米国の実験心理学者のEdward Deciは、難しい創造性を要する課題を解く実験を行い、人々は、報酬やペナルティーがない時の方が、課題を解く成功率が高いことを発見しました。この結果は、当初は報酬とペナルティーに基づいた行動経営学者には受け入れられませんでしたが、その後多くの実証結果が蓄積され、現在は心理学の最も発達しつつある分野になり、実際の子供の創造的学習にも応用可能となってきています。

それではどのようにして子供の内発的動機付けを育てたらよいのでしょうか?


Sozo-Jinsei CCS Survey by Open City Institute (2011-2016)
達成のための戦略も親子で:

Sozo-Jinsei CCS Survey by Open City Institute (2011-2016)
しかし、子供は生まれつき自分が「真にやりたいこと」(内発的動機付け)を持っているわけではありません。子供は、親が小学校の頃に興味を持っていたことなどから気づき・学ぶことが多いのです。それを親子で育てていくことが必要になります。

「自己決定理論」を創始したRyan & Deciは、1969年に内発的動機付けが育つためには、
ー自分がやりたいことやわからないことを自ら探索し決められる「自律性」、
ー自分の力で達成できる力があることを自覚する「自己効力感」、
ー周囲と協力して取り組む力です。

この3つの条件を整え、内発的動機付けを育てていくためには、自分の内面から出てきた目標を発展させ、例え、小さくても自分で成し遂げた成功体験を得ることが非常に重要です。今までの日本の教育が、家庭においても学校においても、このような原則に立って、子供の潜在力を引き出していたかは、大いに疑問です。

「親、教育熱心」により達成されるもの、されないもの
学齢期のリスクを原因に遡り予防する:
また「創造家族」は、学齢期のリスクの軽減も目的としています。学齢期には「いじめ」「不登校」「授業理解困難」「高校中退」などのいくつかのリスクがあります。これらに対しては、通常は、事後対応で表に現れた問題を解消するという対処法が多く採られています。

しかし「創造人生」による9都市の調査によると、これらの学齢期リスクの背景には、必ず、心の悩み・不安などの問題があることがあきらかになりました。そのような事後対応措置では、リスクが生じた原因は解決されず、同じ問題が繰り返されることになります。重要なことは、そのような問題が生じてしまった背景にある心の中の問題を解決することです。このため「創造家族」では、幼児期に生じた問題、友人関係、心の健康にも注意を払い、原因に遡って解決を提案しています。


Sozo-Jinsei CCS Survey by Open City Institute (2011-2016)
「創造家族」を無料で体験する

創造家族:This Program has the following features. Please, read stories below.
「創造家族」は、親子が共同作業で小中学生のうちから多様な進路があることを学び、自分が「真にやりたいこと」を見つけ、それに向かって「成功体験」を積み重ねることにより、この時期に一番大切な「自信・信念」を育てるプログラムです

「創造家族」はいじめ、不登校、授業理解困難などの学齢期リスクを解決

「創造家族」利用の仕方

生涯発達心理学から見た学齢期の目標

「創造家族」は初めての親子の共同プログラム


Photo by M.Kusakabe, Hampstead Heath,London