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人生を川に喩えると、それぞれの年齢・局面に応じた急流やそれに伴うリスク(下表で赤で表記)があります。 一方、岸辺に咲く桜のように、リスクを予防し、克服する「強み要因」(緑色)もあります。 その中でも、将来の人生のリスクの克服に特に重要な効果があるとされているものは、自己の価値観に基づく強み要因で、生涯発達心理学では、Virtue(徳)と呼ばれ、青色で示しています。 「創造人生」はこれらのリスク・強み要因の内、人々の人生を大きく左右する70の要因をとり、それら相互の連鎖の強さを測定し、個々の人の生活史に応じ、最適な人生戦略を提案します。 「創造人生」は格差と分断の長い歴史を持つ英国の2大都市と、日本の9都市において合計約9000人の人に対し、高齢世代から若者世代まで4世代にわたる生活史調査を行いました。 その目的は、英国で伝統的にとられた、福祉社会を目指した政策、それに次ぐサッチャー政権による新自由主義、それらの反省に立った「社会的包摂」政策などから、今後、日本も向かうと思われる格差社会化に対する意味合いを探ることにありました その結果、明らかになったのは、日本のほとんどの調査対象都市で、幼児期の「叱るしつけ」「父・母との接触少」などの家庭要因が社会性発達の遅れの指標である「仲間遊び苦手」、学齢期のリスクである「いじめ」「不登校」「授業理解困難」などが急速に拡大しており、それらが心や身体の健康、就労期のリスクを通じて大人になってからの「貧困」の格差を拡大し、高齢期の「要介護」に大きな影響を与えていることが分かりました。更には、親が抱えるリスクが次世代の子どもの「不登校」などにも密接につながっていくというリスク連鎖も明らかになりました。 しかし、同時に、下図で緑で表示した強み要因の効果も大きく、その中でも青色で示したVirtue、幼児期の「愛着の形成」学齢期の「自信・信念」青年期の「目標・計画性」などが将来のリスクの連鎖を押さえるために大きな役割を持っていることでした。 しかもこれらの強み要因は、現代の科学的なエビデンスに従って適正な教育と自己訓練で育てることが可能なのです。
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人生の各段階のリスク要因(赤で表示)と、リスクを克服するための武器となる強み要因(緑で表示):
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