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Imagine Your Unlimited Potential
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表題の書は坂篤郎氏
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生涯発達心理学とは?:
人間の発達は、子ども時代や青年期だけの問題ではなく、その後の壮年期から高齢期まで続く課題であることも広く認識されるようになりました。このような生涯に亘る発達を研究したデンマーク人のErik Eriksonという心理学者は、人生を8つの時期に分け、それぞれの時期に発達課題があり、その課題を達成すると強み(Virtue=「徳」)が得られ、将来のリスクを軽減できるという理論を唱えました。

「のびのび親子」は生涯発達心理学の枠組みを使い、幼児期の発達について分析し、そこから出てくるアドバイスを分かり易い形で、お母さん方にお伝えします。


市谷, 5月 (Photo by M.Kusakabe)
幼児期の発達課題は?:

市谷, 5月 (Photo by M.Kusakabe)
それでは、幼児期の発達課題とは何でしょうか?

生涯発達心理学の創始者であるErik Eriksonは、幼児期の重要な発達課題は、最も身近な養育者(特に母親)との特別な信頼関係、つまり「愛着」関係を創ることであるとしました。その後、愛着(Attachment)については英国ケンブリッジ大学を出た発達心理学者のJohn Bowlbyによって、「子どもが不安や恐れを抱いたときに安心して戻れる場を提供してくれる特別な養育者との信頼関係」と定義し、子どもが外界を探査する上で欠かせない安全基地となるとの位置づけを行いました。

「愛着」関係が形成されることは、幼児の外界から知識吸収と、それを自分の頭の中で整理して認識するうえで、非常に重要な役割を果たしており、これは幼児期の最も重要な発達課題であることが分かっています。

「のびのび親子」では「困ったときにいつでも家族からの支援が受けられる」という質問により、学齢期に入るまでに「愛着」が形成されたかどうかを調べています。

幼児の愛着関係が生涯の愛着スタイルを決める:
カナダの発達心理学者のMary Einsworthは、愛着にどのようなタイプがあるかを調べるため、親子が一緒の部屋で過ごした後、親が子供を残して部屋を退出し、しばらくして部屋に戻り、子どもと再会するという状況を作り、それを心理学者や臨床医が観察し、子どもが、それぞれの場面でどのような反応を示すかについて研究する方法(Strange Situation Procesure:SSP)を開発しました。このような観察法が開発されたことにより、多数の心理学者が一定の方法で幼児の愛着行動について観察を行った結果、愛着のタイプに次のような3つのタイプがあることが分かりました。

A. 愛着関係を忌避する回避型、
B. 安定的な愛着関係で出来る安定型、
C. 継続的な愛着関係を保つのが難しいアンビバレンス型

また、幼児期に安定的な愛着関係が持てた人は、生涯にわたって、安定的な社会関係を保つことが多いということが分かりました。


市谷, 5月 (Photo by M.Kusakabe)
幼児期は発達障がいリスクも高い:

市谷・法政大学, 5月 (Photo by M.Kusakabe)
愛着障がいの他、幼児期には広汎性自閉症スペクトラムなどの発達障がいも年々リスクが拡大しています。この原因には遺伝的要因、脳機能障がい、幼児期の家庭環境など数千のリスク要因が関係していることは分かってきていますが、未だ発祥のメカニズムは、完全には分かっていません。

また、障がい自体が、定型発達児と連続的に境界がない症候群(スペクトラム)として定義されており、また発達障害の3つの診断名である「広汎性自閉症スペクトラム」「注意欠陥・多動性障がい(ADHD)』「学習障害」の症状が、時期によって相互に移り変わることが多く、原因の特定を困難にしています。

これまでの「創造人生」の調査結果では、本人が抱える環境的なリスク要因より、親が抱えてきた精神的ストレスなどのリスク要因の方が大きな影響を与えていることが明らかになっています。

「のびのび親子」は親子の愛着の形成を支援する:
このように、赤ちゃんが幼児期に多いリスクを乗り越え、本来持っている個性的な育ちをするためには、親子の間の擦れ合いによる特別な信頼関係を築くことが、最も大きな発達課題となっていることは、間違いありません。「のびのび親子」は、お子様の個性的な発達の状況に合せた適切なアドバイスにより、このような目標が達せ出来るようお手伝いをするプログラムです。
市谷・法政大学, 5月 (Photo by M.Kusakabe)

のびのび親子は、次のような特色があります。以下のページをご参照ください
第1講 「のびのび親子」は、何を提供できるか?

第2講 のびのび親子はエビデンスに基づく子育てを手伝う

第3講 「のびのび親子」利用の仕方

第4講 生涯発達心理学から見た幼児期の目標

第5講 「創造人生」は日本・英国でビッグデータを収集:


Photo by M.Kusakabe, Hampstead Heath,London