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利用対象者:不登校などのリスクを克服し明るい前向きな学校生活を目指す小学生・中学生を持つ親子


Photo by M.Kusakabe, Hampstead Heath,London

「いじめ」が原因の不登校は小学校ではわずか0.8%、中学校では0.6%(2019年.文科省)とされています。では、実際には、何が大きな原因なのでしょう?

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第1講: 「不登校」の原因を知るための3つの方法
長年、不登校や引きこもりの子供や青年の立ち直りを支援してきた団体の方々は、「少しでも早く、不登校の問題に真剣に向き合うことが重要だ」と指摘しています。真剣に向き合うためにどのような対応が必要かについては、支援者によってそれぞれのやり方がありますが、勿論、単に叱るだけでは逆効果なことが多く、子供のつらさの原因を理解し、信頼を構築することから始めることが重要という点は共通しています。:
「不登校」は、ご家族にとっても本人にとっても本当につらい経験です。子供が不登校になった際に親がまず悩むのは、(a) 子供を叱ったり励ましたりして学校に行かせるのが良いのか、(b) 子供が自分で心の整理がつくまで、待つことが良いのかという点です。

多くの場合、親が学校の先生、スクールカウンセラーやお医者さんに相談すると、「いつか自分で立ち直るまで、あまり叱ったりしない方が良い」というアドバイスを受けることが多いようです。

しかし、長年、不登校や引きこもりの子供や青年の立ち直りを支援してきた団体の方々は、「少しでも早く、不登校の問題に真剣に向き合うことが重要だ」と指摘しています。真剣に向き合うためにどのような対応が必要かについては、支援者によってそれぞれのやり方がありますが、勿論、単に叱るだけでは逆効果なことが多く、子供のつらさの原因を理解し、信頼を構築することから始めることが重要という点は共通しています。


「不登校」の原因は、初めは小さなことが多い:

「創造家族」は、不登校・引きこもりのリスクを親子の共同作業で克服することを大きな目的としています。これらに対しては、通常は、「学校にいけない」という表面に現れた問題を解消するという対処法が多く採られています。しかしそれでは、リスクの本質は解決されず、一旦解決しても同じ問題が繰り返されることになります。重要なことは、そのような問題が生じてしまった背景にある心の中の問題を解決することです。

それでは、不登校の原因はどのように見つけたら良いのでしょうか?

多くの場合「不登校」は本人が何か訴えたい心のサインがあり、それは、なかなか言葉になって伝えられないことが多いのです。親子でその原因にまで遡った解決を探すことが重要だと言われていますが、では、どうやって子供の不登校の原因を見つけたらよいのでしょうか。

リスクの原因を調べる三つの方法: 学校、本人、生活史分析:
不登校の原因の調査については、大きく分けて3つの方法があります。

一つは、文部科学省が毎年実施している、学校からの情報に基づく不登校の原因調査です。文科省の定義による全ての不登校児について詳細な原因分析が行われています。ここでは、本人の要因と学校または家庭の要因が重なり合って不登校が起こるという分析を行っています。

第2は、不登校者本人が書いた体験談からの情報です。これは本人の生の声が分かり、不登校のきっかけからのその後の展開迄の経過が良くわかります。

第3は、「創造人生」が行っている生活史を多変量解析で分析するという手法です。これは、不登校の経験者、そうでない方両方を含む多数の市民の方々から、匿名で不登校が始まるまでの生活史を、本人が不登校の原因と感じているかどうかにかかわらず、お聞きして、そこから、どのようなリスク要因をもった人が不登校になり易いか、どのような「強味」要因を持った人が不登校になりにくいかをデータ分析によって調べる方法です。以下、この3つの方法を使い、不登校の原因を探っていきます。


文科省の不登校原因調査:不登校の原因を本人要因と学校・家庭要因の相乗効果としてとらえる:

一般的には不登校の原因は、「いじめ」によるものが多いのではないかと思われています。果たしてそうなのでしょうか?文部科学省は不登校の原因についての調査を毎年行い公表しています。2019年の調査では、「いじめ」によって引き起こされた不登校は、小学校ではわずか0.8%、中学校では0.6%であるとしています。

それでは、何が大きい要因なのでしょうか?同調査では、不登校の要因を本人の要因と学校・友人や家庭などの環境要因の組み合わせによって起こるとして、それらの組み合わせで原因を探っています。それによると、本人要因で最も大きいのは、「不安傾向」(33.3%)、「無気力傾向」(29.1%)が2大要因となっており、「学校における人間関係に課題」は14%で3位となっています。

環境要因の中では、「家庭の状況」がトップで37.6%、次いで、「いじめを除く友人関係」で27.8%となっています。「いじめ」はわずか0.5%となっています。つまり、不登校の原因というものはいじめのように一つのはっきりした要因があるのは、ごくわずかで、なんとはなしの不安感や無気力感、友達関係でもいじめ以外の様々な要因がふくまれることが分かりました。

文科省の原因分析は、本人要因と環境要因の相互作用で不登校が起きると考えた点で、興味深い分析だと思いますが、どのように「いじめ」を捉えていたがが明らかでなく、教師から見るといじめの定義に遭わないような無視やからかいなども本人には、大きく響いていたことも多いとみられ、友人関係がうまくとらえられていたかどうかについては、疑問も残ります。

不登校の本人はどう感じているか:きっかけからその後の変化までの経過が分かる:
それでは、不登校になった本人は、不登校になった理由についてどのように考えているのでしょうか?不登校経験者の体験談を載せている本から、かなり詳しく、不登校になった経過を取り上げている計70人の体験談をまとめてみました。一人一人、それぞれの深い思いを書いていますが、そのうち、不登校になったきっかけを書いた個所をまとめると次のようになります。

「何となく」始まったとしているのが2人ありましたが、少し具体的な理由としては、「学業不振」を挙げていたのが4人、「友人になじめなかった」「学校に行かない方が楽だった」「プライドを傷つけられた」「些細な友達関係」などが6人、「心が弱い」、「対人恐怖」、「起立性障害」、「うつ病に近い状態}などが挙げられています。これに対し、6人が「いじめ」がきっかけになったとしています。その中には、「友達に無視される」「太っているのをからかわれた」など、通常、学校側からはいじめと認定されないが本人にとっては深刻なものも含まれています。その他、「親の期待過剰」「家庭内不和」などの家庭要因が8件、学校や教師への不満が5人となっています。

体験談は、無作為に抽出されたものではないので、この件数が実際の件数の割合を正確に反映しているわけではありませんが、これからわかることは、様々な原因があり、初めは、些細なことから始まり、本人も長期の不登校に結びつくものとは思っていないケースが多いことが分かります。それが、長引くにつれ、極端な自尊心の低下や心の傷につながっていくことがほとんどなことが分かります。

それでは、「創造人生」の生活史調査を基にしたリスク連鎖分析では不登校の原因はどのようにとらえられたのでしょうか?


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次のプログラムは、特定のリスクにお悩みの方に対するプログラムです

Photo by M.Kusakabe, Hampstead Heath,London
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